個人事業経営協会/Personal Business Management Association
 小さな会社の経営の法則/ミニビジネスの決定的利点 
ミニビジネスの特徴を活かす決定的な利点
稼ぎたいと考えている人は、いったい何をやれば儲かるのか、と・・・

無店舗の場合、お客様は何を頼りに来てくれるのでしょう
   


<続く>
稼ぎたいと考えている人は、いったい何をやれば儲かるのか、と・・・
   
何をやれば儲かるでしょう?
これからはどのような商売が儲かるのだろう?

あなたがすでに商売人であればわかると思います。
基本的には、何をやってもあまり違いがないと言うことです。

世の中には「平準化」という原理原則があって、儲かる商売があったとしても、多くが参入して儲からなくなってしまいます。
そして、資本主義社会ですから、最後は余裕がある会社が勝ち残ることになす。

もちろん、これは一般論的原理原則であって、すべてに通用するわけではありません。そうでなければ、個人事業や小さな会社存続できなくなるからです。

一方で、大きな会社を真似てはいけないという大切な考え方が確認できます。

業種、業態はたくさんあります。
実は、その業種、業態の選別から入ることがすべてではありません。

商売は、お客様の存在があって成立します。
簡単に言うと、商品を買っていただくことを仕事にするのか、お客様に来ていただくことを仕事にするのかです。

業種、業態を最初に選別して商売を始めるのが前者で、今日の多くの企業が実行している方法です。この方法ですと完璧に商品自体に競争力が必要です。価格、品質、希少性などです。他社が真似をしたらさらに新しい商品を開発しなければなりません。

他社が安価販売をしたら、こちらも価格で商売をしなければなりません。他社がポイントを5倍にしたら、こちらはポイントを5倍以上にする必要がでてきます。これが、通常一般の商売のやり方です。

後者は、お客様に来ていただいて、良ければ買っていただこうとする考え方です。
実際、消費者のほとんどは、お店に入る前から購入する商品を決めているのは、20%程度と言われています。残りの80%の人は、特に決めていないわけです。

主婦が夕食の準備でスーパーに買い物に行きました。一応夕食のメニューを決めていたので、その料理に必要な食材を購入します。
それだけではほとんどの主婦は帰りません。

何となくカレーの臭いを感じたら、カレーが食べたくなりカレーを作るために必要な食材を購入します。

また、今日は特にトマトが安く売られています。熊本産です。瞬時に鶏肉のトマト煮が思い浮かびました。で、鶏肉も買いました。
そうそう、子供たちは鶏肉の唐揚げが大好きです。少し多めに買っていきましょう!

今度はドライブの途中でいつものお店の名前のコンビニに立ち寄りました。トイレを借りるためです。そのままではお店から出にくいので、何かドリンクを買おうかなと考えます。ドリンクの冷蔵庫の前で考えます。
「何にしようかな?」

実は、あまり考えていません。で、いつもの「濃いめ」を買って出てきました。微炭酸の飲料でも良かったのかな?
ドライブの途中でしたので、ついでに駄菓子を一袋。

この買い物では、ほとんどが衝動買いです。私たちのほとんどは衝動買いをしているのです。衝動で決めていないのは、いつものスーパーであること、もう一つはいつもと同じ名前のコンビニ「セブンイレブン」です。

これらを考えて、消費者はほんとうに特定の商品を目指して買い物をしていると思いますか。一部はそのような人もいます。ですから、それがワイドショーなどのニュースになるのです。

お客様が選択しているのは、「安心して買い物ができるお店」になります。そして、いつもの「セブンイレブン」も安心して買い物できると、その人は認知しているからです。

商売を始めるとき、業種や業態の選別、商品を開発する前に何が必要であるかが何となく見えてきます。商品以外でお客様を引き付けるものが必要だということです。

特に個人事業や小さな会社では、お客様に来ていただくことが重要になります。そして、それを具体化できるのは、経営者です。

経営者が「お客様を大切にする!」という基本的なことが確実にできていることが需要です。

それが発展すると、お客様は「少し高めだけど、この店で買うほうが安心だから!」になってきます。「このお店の経営者なら、絶対に誤魔化さない!」とお客様が認知してくれるのです。安心代として、少し対価を支払ってくれるようになるのです。

業種や業態の選別、商品の開発より、お客様と経営者の関係性を高めることが先なのです。

「関係」じゃなく、「関係性」ですよ!(後日説明できると思います)
そのように考えると、「成功する人は何をやっても成功する!」という現実に納得できるようになります。
<170615>
 
ミニビジネスの特徴を活かす決定的な利点
   
ミニビジネスの特徴は、経営者が事業のすべてを先導し、お客様対応も経営者が行うことにあります。
それは、個人事業でも法人であったとしても同じです。

すべてを経営者が取り仕切り、特に従業員などにお客様対応をさせません。
従業員が必要なときは、最低限の勤務時間で採用します。
それは、従業員のために経営者が働かないようにするためです。

多くの個人事業や小さな会社は、経営者が従業員のために働いています。
従業員の給料のために働かないで、お客様のために働くようにします。

「それでは大きな仕事ができない!」「儲からない!」と言います。
そんなことはありません。

経営者にできないような大きな仕事をやらなければいいのです。
無理すれば失敗もしますし、リスクも高まります。

それよりもお客様と直接対面して、品質の高い仕事をすればいいのです。
そうすればお客様は確実に稼がせてくれます。

個人事業や小さな会社の決定的な利点、それは経営者が自由に働けることです。
経営者が仕事の内容を評価し、経営者自身が判断して仕事をすればいいのです。

ですから、場合によっては、1ヶ月間別のことしていてもいいわけです。
従業員は居ないし、仕事をしないときは、自分磨きです。
経費が掛からなければ、それもできます。

旅行に行くこともできます。
経費が掛からないことが、どんなに大きな利点かを実感できるときです。

事務所やお店を構えると固定経費が極端に多くなります。
多くの経営者はそのために働いていますが、馬鹿げています。

事務所は自宅です。そして経営者が動けば、その場所が事務所になります。
お客様とお会いするときは、経営者がお客様のところにお伺いします。

簡単です。
経費が掛からないから、お客様に尽くすことができます。

お客様が喜びます。
そして、経営者が儲かります。
<170610>