個人事業経営協会/Personal Business Management Association
 徹底して自分を世間にさらす/小さな会社の経営の法則
経営すると言うことは、徹底的に自分を世間にさらすこと
世間にさらすのは、経営者自身だけではありません。従業員も一緒になって・・

世間にさらすのは、経営者自身だけではありません。従業員も一緒になって・・
   
テレビやネット、新聞などで、すでに有名な会社が頻繁に広告を掲載し、コマーシャルを流しているのでしょう。
皆様ご存知ですよね!
消費者に忘れさせないためです。

大きな会社で有名なのに膨大な広告費を投じて、何度も何度もコマーシャルを流しています。そして、あちこちに広告を掲載しています。

もし、コマーシャルや広告を辞めてしまったらどうでしょう!
「最近調子が良くないのかな?」
「何か粗相でもあったのかな?」と思ってしまう消費者が怖いのです。

商売は川の流れのようです。
流れを止めると、川の水は腐ってしまいます。
ですから、いつもきれいな水を流し続ける必要があるのです。

もちろん、小さな会社やお店では、同様のことはできません。
小さな会社やお店の場合は、川でなくても水路でいいのです。
水路の水を綺麗に保っておけばいいのです。
ゴミが流れて来たら拾い上げて、その先の人に迷惑を掛けない。

経営者だけでなく、従業員全員が水路のゴミ拾いをします。
最初は、通行人はけげんな顔をして通り過ぎて行きます。
通行人と目を合わせたら、挨拶をします。
「おはようございます!」
「こんにちは!」
水路の水は、心地良く流れて行きます。

水路では、大きな会社にはできないことができています。
通行人と直接挨拶できていることです。

広告に大金を投じなくても、ちゃんとお客様との会話が進んでいるのです。
お店の前をと通る人にチラシなどを渡す必要はありません。
お店の考え方や精神がさりげなく伝わっていればそれで十分です。

大きな会社の広告宣伝は、基本的に一方通行です。
そのために、ポイントや値引きでお客様を引き寄せようとします。

小さな会社やお店は、経営者などがもっと表に出るべきなのです。
経営者だけでは、お店の考えや精神が伝わりにくい。
だから、お店に関わっている人が全員で水路のゴミ拾いをするのです。
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経営すると言うことは、徹底的に自分を世間にさらすこと
   
政治家や芸能人などは、ほんとうにプライバシーなどがあるのかと思うほど、追いかけまわされています。
また、政治家や芸能人のスキャンダルで週刊誌やテレビのワイドショーを賑わしています。

政治家は、収入の源泉は税金ですからその使途には監視の目が必要になります。「スキャンダルを起こすような人に政治家が務まるのか?」という世間の目です。
選挙民は、「国民の模範でいて欲しい!」という願望もあります。

政治家の収入の源泉が税金であることは、国民の監視の目があるのは当然で、プライバシーは必然的に制約されることになります。

政治家の選挙運動には、家族、特に配偶者などが大衆の面前で積極的に応援しています。このことを考えるとプライバシーの制約は仕方がないことかもしれません。
もちろん、家庭内のことはプライバシー保護の対象になります。

芸能人の場合は、少し違っています。
芸能人の収入は、自分の力量やタイミングなどが関係しています。ところが、テレビや映画などに頻繁に出演していることから、プライバシーが必然的に制約されていることが多くなります。

しかし、個人の生活や家庭は、当然プライバシーを保護する必要性があります。
ただ、芸能人の場合は、自己のスキャンダルを売名的に利用していることもありますから複雑です。
有名であることは、財産であり商材でもあるからです。

人間は、忘れやすい動物のようです。しかし、忘れなければ新たな出発ができません。
ファンも人間ですから、スキャンダルを起こしても、時間の経過で忘れてしまいます。
そのため、スキャンダルを売名的に利用されてしまうのです。

さて、経営者の場合です。
商売にはいろいろな業種や業態があります。そのため経営者としての振る舞い方は千差万別です。
と言いたいところですが、「経営者が前面に出て商売をしている会社は強い!」と言うのが実感です。

不満やクレームを言おうとするとき、お客様は「責任者を出せ!」と豪語します。より高い役職の人間であれば対応や結論が早いと考えるからです。

ただ、軽薄に文句や苦情を言うと「クレーマー」扱いされてしまいますので注意は必要ですが・・・

商売は、お客様に「もの」や「こと」を買っていただいてその代金をいただきます。それが事業の収入であり積み重なって会社の利益になります。

代金を支払ったとき、経営者が丁重にお辞儀をして「ありがとうございました!」と言えば、当然のことなのですが、お客様は感動します。昨今では、経営者が前面に出てお礼を言うことが少なくなっているからです。

一方で、「研修中」の名札を付けた新人が次の作業に手を付けながら「ありがとうございました!」と言われても嬉しくはありません。

実際には「研修中」の従業員が良くないのではありません。中途半端にしか教育していない従業員をお客様と対面させる経営者の軽薄さが信用を落としているのです。

会社やお店が、お客様に「もの」や「こと」を買っていただいてその代金をいただきます。ですから、本来であれば会社やお店の代表者がお礼を申し上げるべきです。

組織が大きくなって、経営者が直接お客様にお礼を言えない状況があることから、従業員を代行者としてお客様対応させるのは仕方がありません。が、お客様重視の精神が末端にまで浸透しているとすれば、お客様を粗末に扱えないはずです。

このように、本来であれば、会社やお店の経営者は、直接お客様にお礼を言うのが基本になります。
そして、相当部分をお客様に自分をさらけ出すことが必要になります。
さらけ出すと言うことは、経営者のプライバシーが多少なりとも制約されることになります。それが経営者だと思います。特に、中小零細企業の場合は、それが顕著です。
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