旅をデザインする!リゾーツデザイン resorts design 
 地域を散策・小さな旅  
 
用事があって出掛けたので、駅前通りを少し歩いてみました
   
  街路樹・ヤマモモの木
蒸し暑い昼、駅前通りを歩いてみました。
街路樹のヤマモモがどのような状況かを確認するためです。
案の定、ヤマモモの実が熟し落ちて歩道や車道を汚していました。
その歩道を母子が踏み潰さないように避けて歩いていきました。
落ちたばかりのときはまだいいのですが、踏み潰した後はさすがに汚れています。
街路樹のヤマモモの木は、3メートルから4メートルほどで、あまり大きくはありません。
ですから街路樹としては問題ないのですが、実が熟すと、ちょっとねえ・・・。
実際実がなっているヤマモモの木は全体で言えば5分の1程度以下と思われます。
雄の樹は実がなりませんので、雌の樹の本数はほんの少しです。
ですから、実際には大量の汚れにはなってないのですが、実が熟すような木を街路樹として使っていることに興味があって、気にもなっていたわけです。
ヤマモモは、これから本格的に熟します。
写真を見て、これが駅前通りの街路樹とは思えないような実り具合です。

適当な距離を歩いたのですが、昨日見たお母さんは居ませんでした。
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ヤマモモの実を拾い集めていたお母さんがいた
   
ヤマモモ、おやつが無い頃で、自然の木の実がおやつ。
数人のガキ仲間と山に入ってヤマモモの実をほおばった。
白いシャツを赤くして帰って母親に怒られて・・・・。でも、また次の日も・・・
大きく枝を伸ばしたその先に赤く熟したヤマモモの実。どんどん先に進んで行って、枝とともに落下。
少しくらいの打撲や傷なんてへっちゃらだ!

時代が変わって、そんなヤマモモの木が都会では街路樹になっている。
梅雨時になると実が熟し、赤い実を歩道に落とす。それを踏み付けて赤い汁が歩道を汚す。
このころになると、
いつも「汚いなあ!なぜ、ヤマモモの木を街路樹にしたのだろう!」と疑問も感じていた。

食事をして駅前の通りを歩いていると、お母さんが自転車を街路樹の下に停めた。
その街路樹は、ヤマモモの木でした。
下を見ると、木から落ちたヤマモモの実の汁が歩道を汚していた。
立ち止まって、そのお母さんが何を始めるかと気になった。
すると、レジ袋を片手にヤマモモの実を拾い始めました。
もちろん傷がついていない実を拾い集めているのですが、ときどき恨めしそうに街路樹を見上げています。

「小さい頃は、山に入ってたくさん食べましたねえ!」お母さんに声を掛けてみました。
お母さんは「結構香りが良くて・・・・」
街路樹の手の届かない高さのところには、赤く実った実がブドウのように集まっています。
「赤い実が上の方にありますが、取らないんですか?」
「次回は脚立を持参ですね!」と言うと、
「熟して落ちた直後の実は香りが良いから・・・」と。熟すのを待っているらしい。

「待っていたら無くなっちゃうでしょ!」
「そうなんです。先ほども同業者と行き交って・・・。」
「大変!競争ですね!」
「だから、明日も来るんです!」
自転車で駅前通りを行ったり来たり!

ヤマモモは、ジャムにしたり、ゼリーに入れたりするらしい。
「ほんとうに香りがいいんですよ!」と言って、数十個ほど入ったレジ袋を開いて見せてくれました。

少し前までは、スーパーなどでも売っていたようです。
そして、ヤマモモの木は、雌雄が別で、受粉して実をつけるようです。
そう言えば、実を付けないヤマモモの木もあったような・・・
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